2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『青の炎 /蜷川幸雄』

たかがアイドル映画だと思っていたのに遣られてしまった。 物凄い映画だ。

『ヨコハマメリー /中村高寛』

作中、インタビューされる老人立ちが言う「映画」という表現が気になる。 「私ら娼婦の相手は大体ヤクザか、警察だったよ。ほんと映画、映画だよ。」 映画、この場合フィクションのような世界がそこにはあった、という具合のところだろう。映画は記憶だ。劇…

『デスノート α 』

いやいや中々良かったんではないでしょうか。熱烈な原作ファンを持つ作品の映画はいつも難しいものだが、OPを客観的描くことで双方の導入に成功していると思う。ただ映画におけるテレビ業者が絡むと途端にチープになる点はどうにかならないものか。またオリ…

『死ぬまでにしたい10の事?』

自分一人では絶対見ない作品。友人宅で観賞。駄作。しかし、何シーンか気になるところがあって、その一つにカフェのシーン。死ぬまでにしたい10の事柄をノートに書いている主人公に注文を取りにくる老婆のウェイトレス。顔は若造りにも厚化粧し、宝くじが当…

『ゴジラ vs ビオランテ /大森一樹』

映画前半までは、妙に外してくる所やそれでいてガツンと芯を貫いてきたりと翻弄されますが、 それが差異的に感じられ好印象でした。 しかし、後半になるといきなり中心線を失ったように、勢いは停滞し蛇足で続きます。 それにしてもビオランテってゴジラ史上…

来い、シロ。お遊戯の時間だ。

先日、久しぶりに映画館に行ったわけだが予告でどうにも気になる映画を発見。 『鉄コン筋クリート』(http://www.tekkon.net/site.html) そう、松本大洋原作漫画のアニメだ。 松本大洋が描くあの躍動感のない版画のような画が、どうアニメーションとして存…

『野獣死すべし /村川 透』

僕はオーラというものを信じていない。 良く聞くところにある、あの人からはオーラが出ていたなんていう話は嘘だと思っている。 だって同じ人を見ているのにある人は感じ、ある人は感じないなんておかしいじゃないか。 だからきっとオーラというのは対象者が…

『アンジェラ /リュック・ベッソン』

久しぶりの映画館。 京都の映画館で見る。ヘンテコな映画館でチケットを買った建物の隣の建物で上映された。 アンジェラ。構想に何十年かけて、正直これかい?と思ってしまう。 それでもラストのあれ程までに暴力的な告白には感動。 その数秒後に物凄い後悔。

生きる力

本当にどうでもいいけど、最近自身の「性欲」というものを感じない。 中学生時代は、ほとんどの人がそうであったように街で擦れ違う女性全員と妄想で寝ていたこの俺が、全くもって大人しい。「おい、どうしたんだい、おい!」という感じである。最初に断って…