生きる力

shinka2006-06-01


本当にどうでもいいけど、最近自身の「性欲」というものを感じない。
中学生時代は、ほとんどの人がそうであったように街で擦れ違う女性全員と妄想で寝ていたこの俺が、全くもって大人しい。「おい、どうしたんだい、おい!」という感じである。最初に断っておくが、反応しないわけではない。アイツはいたって元気だ。しかし、問題は私自身で、なんというか、どうでもいいというか、興味があまりないのだ。

この話を友人にすると、あの去年の夏の事件のせいではないかという話になった。
あの時に本当は俺のアイツはとうにイカれて、チルドレンを生成しなくなっていて、それで性欲がないのではないか?という恐ろしい憶測が出現した。そうなったら、もう心配で隣にいた女の友人に一緒に産婦人科に行ってくれと頼み込んでしまった。想像してみるとおもしろい。妊婦、妊婦、女子高生、妊婦、俺という構図はなかなか素敵だ。然しながら本当に医師から「残念ながら・・・」なんて言われた日には一体全体どうしたらいいものか。
などと悩んでいると今度は一回生の子から、精神的な面ではないかという指摘を受けた。
なるほど、体の問題ではなく心の問題ね。などと中学生の教科書に書いてあるような文句を反芻しながら、そうなると精神科医の世話にならなくてはいけないのか、となると何処だ?学校のスクールカウンセラーか?と考え進むうちに真の原因を理解した。

とどのつまり、それは「めんどくさい」からである。
またしても奴の登場である。人類の最大最強の敵「面倒」。それはついに俺の性欲にまで達しやがった。
ここで、性欲なんてと思われる方もいるかもしれないが、事はそんな簡単なもんではない。性欲は言うのは、言わば生きる力そのものだ。自身のスキルアップも、努力も広い意味で言えば性欲の仲間。そのような一種の活力源をなくすというのは極めて残念でもったいないことなのである。
だから、私は一つの解決法を見出した。
今から出会う女性全員を性の対象として見る。
実際問題、そこまで本気で慣行するつもりはないが、こうした方がよっぽども人生を楽しく活気あるものに出来ると思う。

というか一体今日の話はなんだったのか。本当にどうでもいい。