『明日に向かって撃て!』/ジョージ・ロイ・ヒル
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『トウキョウアンダーグランド』/M.X.オバアーグ
今更ながら、どうして外人の描く日本というのは、キラキラしているのだろう。
ネオン、サラリーマン、女子高生、ヤクザ、というのはそんなにも他国から見れば特異なものなのだろうか。
同じように日本人が撮った外国というのも変な違和感があるものだろうか。
そもそもにおいて日本人というのは日本以外では撮らないし、撮り方も日本的からは逸脱させない気もする。
それにしてもはじめて来た場所(日本)の説明が車からの眺めという手法は、既に結構くたびれている。
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『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』/原惠一
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 [DVD]
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ヒーローは存在するのか (1)
ここら辺で、一度ちゃんとヒーローというものを考え直さなければならないと感じている。
段階的に進めるのではなく、散文的に進めるのでブログに書くことにする。
昨今の仮面ライダーの戦い方というのは如何なものだろう。
特に『電王』のメインライダーであるモモタロスの戦い方はどう見ても輩だ。鉄パイプを振り回しているチンピラにしか見えず、どう見えてもカッコいいとは思えない。
他のライダー達もキンタロス以外では斜に構えて、まるで敵であるモンスター達を苛めているようにも見える。
では、戦い方がカッコ良ければいいのか。例えば前シリーズの『カブト』は、基本的にカウンタータイプで、敵の攻撃を寸前で受け流したり、裏拳で攻撃したりとスタイリッシュでカッコ良い。しかし、これも余裕や嫌味が見えて気に食わない。
戦い方と言えば、もちろん『555』は外せない。このライダーとても現在っ子というか全体的にやる気がない。戦いの最中の必殺技寸前の場面では膝に手を乗せ休んでいるようなポーズすら取る。確かにカッコ良いかもしれないが、倒されるモンスターが可哀想だ。
私は別に古典的なものを保護しようとしているわけではない。古典的なものとは、敵との戦いに必至に挑み、自身も傷つきながらも何とか勝利するという形式についてである。私がこのライダーの戦い方について考える上で、その中心に据えているのは、それを視聴して育つ子供達の気持ちを考えたものである。
昨今のライダー達も現代的なアニメの形式から外れず、普通の人間がベルトを手にして強くなる。私はこの点において非常に危惧している。この点が現代の若者の悪い要素全てを生み出しているのではないかと考えている程だ。
この考えは今回追置いとくとして、昨今のライダーの戦い方が現在の子供達に与える影響を考えるに、全く持って自身が傷つくという要素がないのだ。戦いをするに当たって傷つかないことなどない。誰かを傷つけるというのは、それと同じぐらい自分も傷つかなくてはいけない。それこそナイフを持ち出しながら、自身が刺される事を予想できない馬鹿者が生まれてしまうのだ。
そこで、先ほど揚げたライダーの戦い方を考えて欲しい。輩のように棒を振り回し−あるいは踊りながら銃を撃ち捲くり−、完全俺様主義で余裕ぶっこきながらカウンターを狙い、果てはやる気のない。そんな奴らメッチャ怖い。というかそんな気持ちで戦おうとしたら絶対負ける!そして戦わず、負けず、失敗したことも傷ついたこともないと思っている若者を又しても量産し続けるのだ。
私はこのような点に対して非常に危惧している。
しかし、そのような意味で真剣に考えてくれたのは平成ライダーにおいては正に『響鬼』だけではないだろうか。
『裸の島』/新藤兼人
素晴らしい作品だ。
特に目をひいたのは、島に住む夫婦が亡き子供の墓に砂をかけるシーン。
このシーン以前に繰り返し島で育てている植物に水をやる場面が永延あるのだが−ほぼ島に水を運び、植物に水をまく映画だ−その構図と全く同じ様に子供に土を盛る動きも捉えている。これは、明らかに両者の比較のための構図なのだが、生きてゆくために植物に水をやる動作と死んでしまった子供に土を盛る動作、つまり生と死がその第三者において全く同じ動きを取るというのは皮肉なもので、同時に我々はそのサイクルの中でしか生きられず、また抗えない事を意識させられる。この点を強調するかのごとく、子供の死後も夫婦は普段どおり又植物に水をやる。しかし、妻の方は耐えられなくなり、その悲しみと憎しみの結果、大事にしていた植物に水をやる作業を放り出し、狂気的に植物を引っこ抜き始める。この場面で夫の方は暫らく見つめていただけで直ぐに作業を始める。この点においても非常に解りやすく前半部分との対比があり、水をこぼした妻を起こり夫が殴るという動きに対して、後半は何もしない。この夫の動きに対して私は言葉にすればチープさで消えてしまうような感情を感じ、とても素晴らしいと思う。
何にせよ、台詞もなく唯、日々の暮らしを映し出した今作は非常に丁寧という言葉では言い表せない熱意を感じれる作品である。
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『汚名』/アルフレッド・ヒッチコック
とんでもない話だ。
ラスト、良い感じに終わらせているけど結構バットエンディングに思える。
それにしても最近、古い映画を見ていてふと思ってのだが、白黒映画がDVD用に編集されている画は気持ち悪い。
どうやってテレシネしているのか不明だが、画面が綺麗過ぎて、壮大な絵画をバックに演技をしているように見える。
もちろん、大掛かりなセットの場面もあるだろうが、そうじゃない場面の光の明暗が気持ち悪い。
それにデータ化しているものだがから微妙な影のコントラストが潰されていて非常に残念。
ブルーレイディスクでは、このような表現が可能なのだろうか。
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『ダヴィンチ・コード』/ロン・ハワード
結構、おもしろいよ。
ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
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