漫画よ何処へ行く

shinka2005-12-14


昨日は久しぶりに一個上の先輩と飲んだ。
一個上とはあまり仲良くはしていなく、その先輩とタイマンで飲むという行為もかなり珍しい。
警察官になる彼の近況は唯卒業を待つ身らしくかなり暇をしているらしい。
今のうちはダラーとしとけばいいと思う。
来年からは文字通り死ぬほど大変だと思うからだ。
彼の近況のなかでリリー・フランキーの『東京タワー』を読んだという話があった。
もう号泣らしい。
それで人に初めて本を薦めるけど、読んでくれと言われたので今日バイト帰りに購入。
なんでも10〜20万部売れたらベストセラーという出版界に関わらず、この本は80万部を売れているらしく書店でも一番目立つ所に置かれていて探さなくても済んだ。
レジに並んでいると前の客が一様に同じ本を買っていることに気づく。
なんでだ?と思って考えてみるとどうやら今日はNANAの発売日らしく、来る客ゝみんな買ってゆく。
ほんと“飛ぶように売れる”と言うのはこのことだ。
まるでオイルショックのトイレットペーパーみたいに、嫌高校の昼食のパン売りのように売れてゆく。
・・・例えが悪いな。
レジに並んでいる最中、
「あっまた売れた。また売れた」などと矢沢あいの印税を計算していたが、
ムカついて来たので止めることにした。
何故、NANAは売れるのか。
ということを一度QJが特集していたが本当に気になる。
ストーリー的に何かが凄いわけでもないのに、絵だって良く見たら酷くない?
大体写真を使っている自体恥ずべき行為のように思える。
でも今はGANTZにしろ浅野いにおにしろPC使って漫画書く時代だからなんともな。