原色!miniDV テープが切れたときの直し方

と上で書いてみたが、ネットで「自分で直しました」という女子を発見。そうか、自分で直す手があったかと気づき、野心を燃やす。
しかし、これはマスターテープ。もし、失敗したらそれこそ最悪。ならばちゃんとしたお店に持ってゆくのが妥当ではないか・・・
などと思いながらも、手はテープを解体し始めていた。
そのときだ!勢いよく蓋を外したため、中の部品が吹っ飛ぶ!!

なんてこったい!!どうしよう。どうしよう。しかたなく、サラのDVテープをもう一個今度はゆっくりと解体し、それを見本に修復作業に取り掛かった。

①まず、テープの切れた箇所ををスプライシングテープ(なかったら薄めのセロハンテープ)で張りなおす。この時、なるべくテープ自体を傷つけないこと、手袋をすること。直し終わったらリールを上の蓋に設置する。

②続いて、白い録画防止用のツメとチップをそれどれ右下の窪みに設置する。次に赤い蓋をバネに注意しながら上にはめる。この時、同時に四箇所の窪みにツメを引っ掛けなくていけないが、上に二箇所、下に二箇所と、順々にやっていけば、なんとかできる。
そして、バネによる戻りを防ぐため、赤い蓋を押さえながら、黒い下の蓋を被せる。これはしっかり感触がないので、目で見て綺麗にはまっているようならばOK。

最後に、気を付けながらテープをひっくり返し、赤い蓋の両側にあるツメを噛みはめ込め、ネジを締め上げれば完成である。

さて、このテープがちゃんと廻るか、それでやっと完成といえる。
結果としては、さすがに切れた箇所付近はエラー表示が出てしまうが、表示が出たらテープを出して、又入れて、こんどは少し進めてから再生すればちゃんと見ることができた。

ふっ、楽勝。
なにがデジタルやねん。もろ、アナログじゃないか。などと愚痴ってみたり。