現実

shinka2005-07-25

実は日曜日にフットサルなるものを初体験していた。
存在は知っていたが、自分があのような若いモノをするとは思っていなかったし、そしてあのようなことが起こるとも予期していなかった。

ことの起こりは、日曜日。お風呂に入ってさぁもう寝ようかと思っていた十時ごろ。知り合いの人から「フットサルの人数が足りないから来てくれ」という内容の連絡があった。最近、腰周りのお肉が気になり始めていた私は、これは絶好の機会とうわけで快く了承した。

さて、着いてみるとこんな近場に・・・と思うほどに立派な所で室内・人工芝・前面網などなどと随分と確りしていた。しかし、確りしていたのは環境だけではない。一緒にやる方たちも確りとやる気マンマンの格好、気合、運動をしてなすった。こちらはというとヒラヒラのTシャツにあまり履かないジャージとまるでちょっとコンビニに行こうかと、という格好で少々気恥ずかしかった。しかも、人数も足りてるじゃん!なんか居場所無いなという感じで・・・最初補欠?ボーとグランド脇で眺めていると、早くも交代を要請する人がいたので、エッチラホッチラとゼッケンをつけ、チームに入った。だけれども、なんか一緒にする人のやる気が半端じゃないのよ!ウオォ〜!!って感じで突っ込んでボール取り合って、まるで中学の休み時間のパワーアップバージョン。で、そんな人たちなんもんだから、こっちもがんばろうと思って良く動いていたら、開始三分もしないで、足はガクガク、息はゼェゼェ。おまけに脳に酸素が足りてないせいか、頭がガンガンする。しかも極めつけは目にまで来てて、なんかもうボ〜と視界が霞んでるわけよ。これはヤバイと思ったね。こんなの小学生の時のミニバスケット依頼。あの時は試合中に倒れたい、倒れたほうが楽なんじゃないかって思うぐらいヘトヘトだったんだけれども、今もそうだ。
で、すぐに交代。そこからは殆ど2/3は休んでたけれども、結局二試合目が始めるまで息が落ち着くことはなかったし、足のガクガクも納まらなかった。
もう、最初から飛ばしすぎたって問題じゃないのよ。肉体が全然ついてこない。体力が驚くほどない。そりゃ、文学少年?あこがれていたさ。でも、ここまでとは。一応中学まで野球やってた体育系やと思ってたのに、今じゃキングオブ文科系の名を欲しいまでにしている。情けない。情けないったりゃありゃしない。途中ボールの上に乗ってしまってこけた時に擦り剥いた肘が血を滲ませながら疼く。

とりあえず、悔しかった。なによりも自分に対して。こんなに出来ないなんて。そう考えてみると、大学にあがってから、あるいはスポーツをしない限り、明確な勝ち負けを与れることはないなと実感した。起こられたり、批評されることはあっても、「はい、君は負けです」なんてキッパリ言われるのはスポーツ以外にはない。だから、無性に腹が立つし、同時にここまで感情が動かされているという事実にも驚く。

そんなわけで夏はやはり鍛えます。もう、清原ばりの肉体改造してやるんだかから!なんっかもう、ベジータがナメック性で回復してるときに口につけてるような奴をしながら。