形なくも残るもの

shinka2005-01-29

今日は午後から特別講堂(以下、特講)という学内にあるイベント専用の講堂にいってきた。ここは毎年うちの部が上映会をする場所であるし、演劇部さんや音楽団体がイベントに使用したりする場所である。また、後ろには美術部さんのアトリエがあり日々アートを製作している、らしい。そこに今日何故行ったかというと、この歴史ある特講が今年で立て直すことになっており、その前に掃除と題した美術部のレクイエム企画の一端を部活の先輩の頼まれ、その最中の撮影をするため赴いたというわけである。
やはりレクイエム企画というわけで、壁にペンキを入れた水風船を投げつけたり、屋上から紙をたらしてペンキを這わしたり、そのしたたり落ちるペンキを白い紙を拾ったりとチンプンカンプンなデモンストレーションをしてくれた。ただ、最後全てを終わって部員たちの背中と、その奥にある断固とした存在感を漂わす特講が撮れた時、軽く鳥肌が立った。いや、このイベントに参加できて良かったと思った。
DVの撮影が上手くなるには撮って撮って撮り捲るしかない。
そうすれば、写るものと写らないものがわかる。