部室Ⅰ 超ハードな現場

shinka2004-08-05

朝から撮影。しかし、朝起きると熱はまだ37.4℃ある。頭痛とだるさは取れない。しかし、みんなが待っている。行かなくては。まずは前回の主役ワンショットの押した分の撮影。今回のお話の設定季節は冬。しかし、ご存知の通り今は夏である。しかし、設定は設定なので役者には冬の格好をしてもらう。主役にいたってはダウンジャケット着用なのだが、これが物凄く大変そうである。ダウンを脱ぐとびっしょりになったシャツがある。うわ、暑そう。しかし、これをやらしているのは他ならぬ渡しである。すんません。物事はそう簡単ではない。役者に冬の格好をさせればそれで冬になると思っていた。しかし、映像を見てみるyはり季節は夏のだ、第一に音。環境音の中に蝉などの音が入っている。そして第二に光である。冬の光は夏に比べ弱いのだが、それでも刺すような強さがある。夏は光量は多いのだ、なんだかこう膨張したような光である。それは具体的なかたちでも表われ、陽炎などがそうである。むむむ、難しい。このシーンを撮り終えると借りた部室に移動し、主要三人のやり取りのシーンに移る。これが滅茶苦茶多く、しかも難しい。途中2人が大喧嘩するシーンがあるのだが、普段仲の良い人たちなので最初迫力にかける。そうして何度も取り直して、自身最高のtake18までいってしまった。このように進めていたので、当然撮影はまたしても押し、結局この日の撮影は予定を大幅に押して終了。でも、夏になると日が落ちるのが遅いので、幾分長くは出来た。これが冬だと思うとまたしても嬉しいような、苦しいような・・・。