shinka2004-06-26

再始動二日目。今日は棺桶に入っている少年を撮る。スタッフは全員揃っており、カット数も少なかったのでとても順調に終わった。終了後、テレビでチェックをするが色々課題が残る。

一回生について:この時期になると一回生のメンバーも固定してくる。名前や顔も覚えてくる。自分が先輩になることをあんなにも今年の二月に恐怖し苦悩していた自分だったけど、いつのまにやら後輩はいて、それを普通に表いる自分もいる。結局そうだ。先輩か。先輩としてはやはり映画に興味があってバンバン撮りたいっていってるやつなんかが嬉しいんだけど、まだそんなやつはあんまいないわけで、いたとしても全然僕らの撮影に興味を示さない、それってどうなのよと思うけど、それは僕らが進めるべきことかもしれないし、結局そんもんなのかもしれない。一人だけ自分に良く似た理由で入って来た奴がいて、あんまり話したことないけど、どうやら感性も似てるらしい。そいつがどんなん撮るのかすっごく楽しみだけど、最近妙な気持ちになる。撮りたいっていう気持ちは嬉しいけど、どこかで“ふん”って馬鹿にして、それでいるのに追い抜かれるのが(知識・技能)怖かったりもする。ヘンな自分。こういうこと僕が一回生のときに先輩も味わったのかなと思うとすっごく変だ。と同時に物凄く生意気だった自分が情けない。本当にごめんなさい。でも、俺は頑張っていたと思う。誰よりも、貪欲に、意欲的に、活動的に、感動的に。先輩方は無礼極まりない自分を認めてくれてとても丁寧に親切に指導なさってくれたと思う。それがなくては処女作も完成しなかったし、今の自分もいない。だからとても感謝している。でも、今は僕がそうする番であるのに、そうできるのか、その自信がない。なんなんだろう。