shinka2004-04-25

二十ニ、二十五日と井筒監督の最新作のエキストラに行ってきた。

*22日
撮影現場なんてそうそう拝めるものじゃないと思っていきり立って初日言って見たものの、散々待たされた挙句、押して今日の撮影はないとのこと。ほんとにそんなことあるんだぁ!!と少々うれしい気持ちだったがやはり現場に行けなかったのは残念である。でも髪型とか服装など普段出来ないような格好をさせてもらった挙句、お詫びのしるしにバックと弁当を頂いたのでラッキー。帰りはその弁当を持って、ついでにビールも買って鴨川で乾杯。京都の夕暮れは美しく、弁当もビールも美味だったので満足。その後川原町に戻って、先輩お勧めの喫茶「築地」に行ってきた。概観から痺れるたたずまい。中に入っても期待を裏切らないで、大いにその存在感を桜花させていた。凄い!自分はコーヒーが飲めないので、ここでもウィンナーコーヒーを頼む。しかしこれが、ウィンナーのくせいに苦い!これが大人の味なのかと少々惨めな気持ちになる。

*25日
二度目のエキストラ。今日は日曜と言うこともあってか、この前の撮影に比べてエキストラの人数も多くなった。なんだこれじゃー写らないじゃないかと思っていたら、予想的中。深夜の喫茶店のシーンやから、エキストラは数人を残して後は帰らせられた。なに?なに?この非人道的な扱いはっ!?まぁこんなもんかと自分で自分を慰めていたが、やはり助監?ADに嫌味を言って買えてきてしまった。俺って小さいな。でも、今日はこの前と違って撮影現場に入ることが出来た。ロケバスでルンルンと現場に向かったのだが、その喫茶店に入るや否や、嫌でもわかる緊張感。肌が硬直した。はっきり言って滅茶苦茶怖かった。スタッフの人たちはこれから殺し合いでもするんじゃないかといった感じであたふたと働いていた。こえぇ〜、帰りてぇ〜。これが本音。でもやはり三脚、照明。ミキサーなどを見るとすげっ〜と興奮してしまう。三脚は見たこともないぐらい大きかったし、照明はこう使うのとい納得し、ミキサーは一体何チャンネルあるんだよ!?てぐらい凄まじかった。そして、なんと、なんとあの、あの井筒監督が自分から約5メートルほどの距離で激を飛ばしている!「あたまいらんねん!手と足だけ持てこいや!」、「おい!そのマリファナみたいな葉っぱこっち持ってこいや!」次々と繰り出される井筒語録に失神直前!あぁ〜ええもん見たわ。勉強になりました。