親戚のおばちゃん

今日は千葉県から両親と親戚が遊びに来ていて、放課後学校を少し見せて回り、途中うちに寄り、その後江坂で彼らと飲んだ。
もちろん議題は俺の仕送り使い込み事件について。百万残ってないといけないのに二十万しか残ってなかった。しかもその二十万も刻一刻と削られている昨今、この問題は死活問題であった。そこで俺はおおいに怒られ、姉貴・兄貴の奮闘様を聞かされた。ほろ酔い気分もあったせいかかなりきつく叱られた。結局、年単位で送られてくる仕送りは月単位になり、その代わり去年より二万円UPで決着がついた。本当にすみません。
帰り際、あんだけ怒っていた両親から六万円も頂いた。僕は愛されている。愛情をお金と比較するのはおかしいと思うが彼らに出来ることはこれしかなかったし、また思いつかなかったのであろう。
両親をその日泊まるホテルまで送り届け、自分の家路に着くまでの間、その感謝の気持ちと自分の情けなさを感じどうしようもなく泣きたくなった。
だけど僕は、涙を我慢し、それまで我慢していたタバコをふかして当てもなく雑踏を睨んだ。精一杯に。

写真は親戚のおばちゃんです。キラキラ。