shinka2004-04-12

新しい時間割に右往左往している毎日でありますが、今日でやっと一週間分をやり終え、なるほど前期はこんなものかと納得している管理人です。
さて今日の授業はフレックスの授業が最後でした。フレックスというのはちょっと前で言う“二部”のことなのですが、今ではそういった分け隔てなく一部でも二部の授業が取れたりします。時間割の関係上フレックスの授業を取ったのですが凄くおもしろい経験をしたなと思いました。
まず、見渡してみて同年代の人が数えるぐらいしかない。いるのはサラリーマンやったり、おばさんやったり、明らかに教授よりも年上で会社では部長をやってそうなおじさんまで!しかもその部長さんが教授にむかって「すみません!今のところもい一度おしゃってもらえますか?」と少し傾いた眼鏡をしながら言う様は感心してしまった。そうですよ、この場面は笑うところではありません。年老いてもなお勉強する姿勢、私は今の自分、ひいいては現代の大学生達を恥じました。勉強とはやはり好奇心・興味・積極性を伴わなくてはいけないのです。受動的な上に学問は成立しないのです。私は大学では商学部で、この授業は財務諸表論というもんだったのですが、授業の終わり際おばさんおじさんたちが教授にむらがり、「今年は簿記何級にチャレンジしようと思って」、「実は財務諸表論にトライしようと思っているのですが」などと質問している脇をそそくさと帰ってしまう私はなんなんだろう。初めはただ単位がほしいだけだった。でも少しだけ“そうだよ!おじさん達一緒に頑張ろう”と思った。少しだけ。