shinka2004-04-04

久しぶりの書き込みです。そして久しぶりの喫茶店紹介です。
最近、うちの近くにお洒落な喫茶店ができまして、前々から行こうと行こうと思っていたのですが、今日の朝ビデヲを返しがてながらモーニングを食べにいきました。“お洒落”というのはつまり“今風のcafe”ということです。具体的に言えば、レトロで板張りで、お決まりのあのガラスグラスで、間接照明で、フランスっぽいBGMが流れているという定番の喫茶店のことです。問題は、それがうちの近くにあるということです。そういうものはもっと都会、街中にあるものだという田舎者特有の先入観を簡単に打破したこのお店に私は少し感動をしてます。都会というものは便利なものです。こちらが動かなくてもあちらで次々と便利だと思われるものを用意してくれる。これっも、あれもある。それが田舎者の喜びなのです。今日のお店はとてもよかったです。モーニングのセットも豊富に用意しており、それが全て380円ですむというのも魅力ですし、帰り際にもらえる100円OFF券と併用すればモーニングを300円弱で頂けるなんて有難い限りです。トイレも綺麗だったし、まぁ一つ文句を言えばもう少しテーブルの配置を考えればカッコよく、効率的になるかな。まぁ結構気に入ってますので、近隣の方は是非お立ち寄りください。

*考察喫茶
久しぶりに喫茶店でボケーとしていると自分が何故喫茶店が好きだったのか考え始めました。それは多分、みなさんもそうだと思うのですが、喫茶店でコーヒーでも飲みながらその喫茶店に来ている他のお客さんを見るのが好きなのです。あの二人の関係はなんなのだろうか、一人で来ているあの男の人は今何を思っているのだろうか、店員に話しかけているこのおじいちゃんは何が悲しいのだろうか。そういうことを考えるのが好きなのかなとふと思いました。そういうのをもっと見たい、この空間にもっといたいと考えると、やはり喫茶店で働きたいなと思うのですが、それと同時に自分が気に入っているお店をお客として失うのは痛い。そうして働かないのが常なのです。
思ってみれば喫茶店を心地よい空間だと思い始めたのは高校生のときでした。学校も親も自分も大嫌いでそこから逃げ出したくて街をふらふら歩いてるときぶらりと立ちよる喫茶店は他の空間から切り離されたとても奇妙で心地よい空間でした。一つ窓を隔てて外は忙しく歩き回るサラリーマンやなんやらで埋め尽くされている。それなのにこっちは時間は止まり、ルールは崩壊し、自分の存在すら消えうせる。なんて楽なんだろう。高校生の自分における喫茶店はまさに“休憩所”“オアシス”でありました。
今はどうだろうか。まだ逃げ場所なのだろうか。そうではないと思う。今はある意味戦いに行っている。