信長の野望

最近、暇さえあれば撮影を目論み、役者に迷惑をかけている。
しかしながら、その成果もあって一作目が七月中にはアップする予定だ。
問題は、編集。
僕はあまり編集が好きではない。
嫌いというわけではないが、総じて撮影の方が楽しい。加えて今回は作品数が多いので、出来れば僕の代わりに編集をやってくれるナイスな野郎がいないものか暗躍中。

早く、次が撮りたい。

所変わって、四回生になる後輩が最初で最後の製作に挑んでいる。
初めてということで、わかり易く全員が悩むであろう道の躓きに一回々立ち止まりもがいている。
とても好感をもてる姿勢である。
そんな彼が一番苦労したのが脚本。これもまた人それぞれだが一度は悩むもの。
しかし、ながら脚本に関する問題というのは、人によって切り上げ方が様々なので、諦めるタイミングが重要のように思える。苦心して書いた彼の脚本を読ませてもらったが、自身が罵倒するほど悪いものではない、というよりもかなり良い出来である。彼はこれを自身のカメラで撮るつもりなんだが、それはとてもおしい気がする。折角素晴らしい話なんだから、16mmで撮ればかなり素晴らしくなる。と思っても実際は無理だ。

私は彼に「映画として撮ればおもしろい作品になる」と言ってしまったが、自分ですら「じゃ、映画にする方法って?」と疑問に思う。私自身、それを渇望しながら出来ず仕舞いであると言うのに。
しかし、経験があるから出来るわけでもなく、新人でも出来る人は出来るのだから、絶対的に失言というわけでもなかろう。