こんな大事なときに何をしているか!と言われそうだが、ここの所、合コンが続いている。
一つは部活の卒業生からの誘いで人数合わせで、もう一つは大学の友人の付き合いで参加した。
前者はもちろん相手は社会人。4×4であったが、うちの方はその内僕も含めて三人が定職には就いていない。全くもって失礼じゃないかと思ったが、そこは仕方がない。開き直ろう。自分は学生なんでと言って大人しくしたほうが返って失礼だと思い、適当に楽しく話していた。しかしながら、これ程までに自分の身分を思い知らされた合コンは初めてである。皆さん大変にお綺麗であったし、気を使って喋りも合わせてもらい大変恐縮する。しかし、一つ気になったことは、「じゃあ、今度お茶でもしましょう」と言われた事だ。だって明らかに社交辞令だもの。連絡先も知らないで、どうやっておち逢うんだろう。そういうあからさまな発言は止して欲しい。

二つ目は同い年の女子大の方々で前よりは気を使わないで済むと思っていたら、
そこはやはり四回生。話はどうであれ就職活動になってしまう。そして、内定者と未だ決まらない者の間に微妙に違う空気が流れている気がする。いや、本当はそういうものはないのかもしれないが、後者はやはり気になってしまうというものだ。合コンで身分だとか思い知らせられるとは思わなかった。きっと男女の出会い方について、本当にイーブンで向きあえるのは大学三回生までかもしれない。企業ブランドから比べれば、大学のネームバリューなんてほんと些細ものであろう。

しかしながら、俺は一体何をしているのだろうかと思う。