嗚呼、就職前線異常なし#3

shinka2006-04-22


僕の悪い癖で嫌な事は後回しにしてしまう。
それが確実に悪い知らせであるかわからないのに、そうであると少しでも疑いも持てるのならば僕はその知る機会は出来るだけ引き伸ばそうとする。
実際、蓋を開けてみればそれ程悪いことではなかったりもするが、本当に悪いときなどは時期が遅いだけにもう既に手がつけられないような状態に陥る場合も多々ある。


それは大学の授業にも言える事だし、もちろん現在の就職活動に対しても言える。
リクナビ等でエントリーした企業は5社にも満たないが、現在落ちている企業の原因は全て期限切れである。そして私はその期限をとうに過ぎた頃に知り、時既に遅しとしてその企業への道を諦めるのである。
つまりの所、全くもって就職活動をしていますなんて言えない様な態度なのだ。
呆れて物も言えない。
なんとか直した癖であるが、どうにも自分の日常の平穏さを崩す存在は怖くてならない。

今のところ面接はおろか筆記試験にまでも進めない。
面接まで行けば必ず受かる自信が何故かある。
人からは余裕あるねなんて言われるが、そうではない。
多分、人生の岐路という自覚がないのだろう。
そう麻痺しているのだ、感覚が。
確実に今のこの瞬間瞬間にも自分の可能性の何%かを失っているというのに
それに対して全く気付いていない。
というよりは知らないふりをしているのだろう。
それはとても怖いことだから。