『私情最凶』

死ぬかと思った。
ここしばらく忙しくて睡眠も食事もままならず又しても風邪をひいた。熱は直に治まったが例のごとく咳で咽喉が痛む。頭痛もひどく初めてバファリンを買った。少し大人になった気分。機械的なやさしさでも嬉しいものだ。体はボロボロだが、それでもタバコを吸い続ける。さすがに今では１ｍｍを吸っているがそれでもキツイ。そんな私に又しても災難が訪れる。“パソコンがぶっ壊れた”ガッデム！！プリンターに引き続きおもえまでもか！？起動しても起動してもOSが立ち上がらず再起動してしまう。どうしたものか。編集もしなくてはいけないと言うのに。終わったと思った。もうみんなに迷惑を掛けられない。いっそ死んでしまおうと思った。狂った私は何を思ったが、再インストールを始めた。そういえばデータはすべて外付けに保存してある。上手くいけば・・・そして上手くいった。多少アプリケーションをインストールし直さなけばならないが、それでもパソコンという私の“電脳”が死ぬよりは大ましだ。それでその作業・普及に一日かかった。そして、その作業中しまい込んだソフトなんかを出している最中に棚の上からマトリックスのパンフレットが私の顔面に縦に落ちてきた。シット！よりによってこの綺麗な顔に落ちてくるとは！おかげでブラックジャックみたいに顔に斜めの線が出来てしまった。最悪だ。もうやだ。寝る。