shinka2004-06-23

ひょんなことから、突然今日の夜からの阪神戦を見に行くことになった。大阪に来たら一度は見に行こうと思っていたのだが、なかなか機会がなく阪神戦はおろか甲子園にも行ったこともないので、全てのことに感動した。
まず、梅田から甲子園球場に行く人の多さ。殺してやりたくなるな程の人に圧倒されながらも、その経済効果や大阪・神戸・京都という立地について考えさせられる。ぶちゃけ私は巨人ファンなのだが(今はなき川合や石井が好きだった)それでも甲子園前に着くとあの熱気にやられてすぐさま(にわか)阪神ファンになりすまし、グッズ(団扇・メガフォン)や弁当・ビールを買い興奮を隠せないでいた。甲子園ないに入るとその狭さよく言えば身近さにびっくりした。球状といえば東京ドームしか行ったことのない私としてはその市営球状を少し大きくしただけの甲子園の大きさはびっくりするというよりも嬉しかった。三塁側から見るレフトの選手は今にも手が届きそうだし、応援席も狭いながらも一体感が生まれる。すごい。相手は広島でさすがに応援は少なかったがそれでもかたまって元気いっぱいに応援する姿は素晴らしく途中何度も拍手を送った。うけたのは広島ファンの人のTシャツに『神戸中央支部 広島応援団』みたいなプリントがされていたこと。ふむふむ。どちらかというと僕らは野球よりも球状を楽しんでいたように思える。どっちが打っても興奮するし、後ろの若者の「野球っておもしろいな」という発言に苦笑したり、甲子園名物カレーを買いに行ったり、ビールを飲んだり、ロケット風船を飛ばして見たり(その時風船が余ったので、隣にいた2人組みのおじいちゃんにあげたらメッチャ喜んでくれた)、そして勝利して六甲おろしを歌ったりと凄く面白かった。帰り際、勝利の興奮冷めやらぬ阪神ファンが球状外でまだ歌を歌っており、凄く盛り上がっていた。その元気分けてくれよ、と正直思ってしまう自分が情けないが、彼らの中にいるサラリーマンのことを考えると妙にどこかで納得もしてしまう。