梅酒ロック

みなさん、春休みですね。いかがお過ごしでしょうか?
私はこれといって何もしてないのですが、何かありそうなので今年は実家には帰りません。さて休みになるとほとんど学校に行く機会なんてないのですが、再テストのある自分はここのところ学校にえっちらほっちら行っています。でもそれも今日で最後。前回は遅行という無念な結果に終わってしまったので、今回はと九時に開く学校を三十分も前から待つという極端な自分の行動。まぁ今回はレポート提出だけなんで楽なんだけれども。
そんなわけで学校に向かう途中、民家からまだまだつぼみをつけたばかりの梅が見えた。ほぉ〜などと思いしばらく見学。するとその家の人らしいし人が声をかけてきた。
渡辺さん(仮)「おはようございます。」
ホスト風大学生「あっ、おはようございます。きれいですね。」
渡辺さん(仮)「おっ、お若いのに風情がおわかりになる。」
ホスト風大学生「いや、いや(笑)」
“風情がある”そんなこと言われたのは初めてだ。風情、風情、風情ってなんだ?無論、言葉でなく感じることである。自分がそんな人間にだと思われ、同時にそんな人間ではないと思い、学校に行く残りの道のりをほくほくした気持ちで少し小走りした。