なにわ翁

バイト先のある番組を見ていたらとてもおいしそうな蕎麦屋を紹介していた。
帰り際どうしても気になったので会社のPCで地図を入手。
それを片手にお店に直行したのであります。
場所は大阪市北区西天満。老松通りの端にあります。
行きは電車で向かったのでわからなかったのですが、実際梅田から徒歩で向かえます。

高い蕎麦屋なんて久しぶりだったけれども、やっぱ蕎麦はうまかった。
鴨せいろなんばんと蕎麦汁を頼んで「ざる」も楽しめるようにした。
未だに蕎麦湯の正しい使い方がわからないのだが、残った汁に注いで飲めばいいの？
少々足りない感じがしたが、高いので一杯で止める。本当は四皿ぐらいは食べれた。
周りを見渡すと会社帰りのサラリーマンがビールや日本酒を頼んで盛り上がっている。
そういえば、蕎麦屋というのはお酒を出すんだなと思い出す。
蕎麦を食べながら日本酒をひっかける。
それは人生の一つの喜びである。
あれは誰か夏目漱石か、蕎麦屋に行って天麩羅蕎麦とサイダーを頼むのを喜びにしていた作家がいた。
帰りは歩くつもりだったのでお酒は頼まなかったのが今になって惜しい。